経年劣化の事例

以前に施工したプライクルデッキの様子を見てきました。
プライクルがどのような感じに劣化していくかの事例になります。

こちらのデッキは昨年の夏に施工した案件です。
上板と幕板は南洋材を使用、束柱のみプライクルを使用しました。

デッキの場合は基本的に屋外利用になりますので、雨・腐食に強いプライクルはお勧めです。
南洋材を使った上板・幕板は木材特有の素材感、感触はとても良いでよいので、それぞれの特性を生かしたデッキになっています。

当時、上板・幕板は劣化を防ぐために塗装を施していましたが、日焼けをして色が褪せていました。
プライクルは素材自体に着色をしていますので、極端に色があせることはありません。

使い心地や経年劣化、その後のメンテナンスなどを考慮して、全て木材を使うか、全てプライクルを使うか、または両方を使って施工する。というようにデッキの設置場所や用途で素材を選んでも良いかと思います。