プライクルの特性・利用上の注意

当社商品を正しく安全にお使いいただき、事故や損害の発生を未然に防止する重要な情報となります。
下記、記載事項を熟読の上、かならずお守りくださいますようお願いいたします。

特性

  • 木材より重く、サビない、カビない、シロアリもつきません。
  • 表面ではなく内部(切断面など)大小様々な気泡が1 本1 本不規則に入ります。
  • 樹脂の特性として、気温の変化により、伸縮があり反りが出ることもあります。
  • 使用用途により異なりますが、直射日光の当たる屋外でのご使用の際はボルトなどで固定するか、太めのネジで 固定してください。

使用用途

  • リサイクル樹脂を使用しているため、商品保証ができません。
  • 強度テスト等も行っておりますが、毎回使用樹脂が異なるため、あくまでも目安としてのデータとなります。
  • 消防法で「指定可燃物」の指定をうけているため(耐熱参照)屋外設備用としての使用をお願いしております。
  • 下記の場所への使用はご遠慮くださいますようお願い致します。
    ●常に高温な場所(サウナ等)、ミリ単位での精密を要する場所、遊具
    ●屋内の建具(壁や床材)としての使用、ただし、屋内であっても可動するものへの使用は可能です。
     (例:プランター、スリッパ入れ、ラックなど)

耐荷重

  • 使用場所や用途により異なりますが、平らな所に直置きにして使用する場合、おおよそ1トンは可能です。
  • 土台を置いて使用する場合は、40cm~50cm 間隔で土台を置くのが理想です。
  • 60cm 以上でも問題はありませんが、原料が樹脂なので、人が乗る場合などは弾むような(バウンド)感じがしてしまいます。

製造過程

  • 破砕済み廃プラスチック類は、PP・PE・PS・AS・ABS・PET・発泡スチロール等があります。
  • 上記の混合プラスチックを 押出機で、金型に溶融注入すると、中心部に泡状の製品が出来ます。
  • 上記の事を最小限にとどめる為、混合プラスチックを出来るだけ細かく粉砕をしています。
  • 溶融温度も その都度材料の混合により 調整をして金型に注入していきます。

耐熱

  • 約80℃で溶けてきます。難燃剤は入っていません。
  • 消防法により、指定可燃物の指定を受けています。
  • 面の大きい部分はバーナーなどで炙っても火がすぐ点くことはありませんが、長時間火を近づけると中まで熱が通りボッと火が付く場合もあるので注意が必要です。
  • 細かく切断したものは固形燃料にもなるため直ぐに火がついて燃えます。

切断

  • 電気丸ノコ ・ ジグソーで切断できますが商品が樹脂のため摩擦熱で溶け、刃に付着することがありますので、目の粗いチップソーの刃をお勧めします。

固定

  • ボルト・ビス・ネジなど木材と同じように使用できます。ただし、気泡が不規則に入っているため、気泡の場所によっては緩んでしまう場合があります。
  • 商品自体は腐食しないため、ステンレス・亜鉛メッキなどの錆びにくいものを使うとメンテナンスの手間が省けます。

塗装

  • プラスチック用塗料をお勧めします。
  • 樹脂塗料を使う場合は、プラスチック用の下塗り剤を使用した後に樹脂塗料を重ねて塗って下さい。

害虫

  • 基本的にシロアリなどの害虫はつきませんが、気泡の面を処理せずに露出させていると気泡の穴に虫がわいてしまうことがあります。

保管

  • 長期間保管する場合は、立てかけて置くと変形の原因となります。出来るだけ、水平な所に 荷崩れ防止をして、かさねておけます。
  • 火器使用機器の近くに保管するとは、避けてください。

廃棄処理

  • 可燃ゴミとして 処理することをお願い致します。